なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

食物連鎖

カマキリがいた。
何とセミを半分食べていた。
セミは最後にそのカマキリのお役に立ったのだ。
これは食うか食われるかの争いではなく、食物連鎖なのだ。
人間の愚かな戦争の様な共食いとは違う。
考えさせられる。
たった一週間の晴れ姿の最期だ。
次の生命を世に宿している事を祈る。
しかし彼の一生は世の中の為になった。
やがてそのカマキリも動物の血肉に変わるかもしれない。
世の中とはそんな物なのであろう。
人は、自分達の貧富を賭けて争ったりする。
ただの共食い。
何の役にも立たない。
そんな生き方をするよりも、あのセミのように最後に食べられて役に立つという生き方の方が潔い。
セミ
アッパレ!
人間は自分勝手だ。