なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

関係性はおもてなしの心で

お茶を嗜むわけではありませんが
今日はなぜか
利久の四規七則という教えを考えてみました。

人との関わり方といいますか
四規「和敬清寂」
一、和やかな心で臨み
二、全てに対して敬いの心を持ち
三、身も心も清らかな無の状態にして
四、心静かに全てを受け入れ動じない。
そんな境地を言うのだと。
「おもてなしの心」といいますか
万物との関係性は
そのようにありたいものです。
そして具体的には
「七則」
一、茶は服のよきように点て
(程よく)
二、炭は湯の沸くように置き
(的確に)
三、花は野にあるように
(自然に)
四、夏は涼しく冬は暖かに
(心地よく)
五、刻限は早めに
(余裕を持って)
六、降らずとも傘の用意
(常に準備して)
七、相客に心せよ
(相手に気を配れ)
てことなんでしょうか。
これは
「しつらえ」を
意識しろと言うことだと思います。
心の準備
相手に成り代わって
どうされると快いか考えておくことですよね。
このような関係性が
感動を呼び
同じ空間を共有したもの同士の共感を生み出し
信頼であったり
価値なんだと思います。
全てに相対であること
今日は
お金の話をネットで学習したのですが
紙幣から電子マネーへと変わっていく時代の中で
マネーはデータと言えるのかもしれません。
データを持っていることの価値ってなんだろう?
データの中身が単に交換のための機械的な記号であれば
そのものの価値はありませんね。
時間差や緯度差や温度差から生じるような陳腐なものでもなく
仲介や中継ぎの色眼鏡を通すことなく
対価である真の関係性に
利久が言うところの「しつらえ」の意味が求められているのではないでしょうか?
その相対性が目に見える価値であり
それを創造したいと思うのであります。