今日は久しぶりに映画館へ。
「スラムドッグ$ミリオネア」
アカデミー賞を8部門も受賞した作品だ。
今頃?って感じだけど、
中心市街地の映画館でやっている。
もう郊外のシネコンではやってないのだ。
午前11時10分から。
近所なので映画は郊外じゃなくてもいいんだけど
駐車場を考えると、申し訳ないがつい郊外へ行くんだな、
歩けばいいんだけど。
行くとびっくり!
だーれもいませんでした。
つまり、貸し切り。
家で観る感じなのだ。
どこで観てもいいし、周りを気にせず、くつろいで観れる。
いいよ。街中の映画館は。エアコンも効いてて。
映画も、とても懐かしいような純愛ストーリー。
世界中にクイズ・ミリオネアってあるんだなって思った。
子どもが出て、ハッピーエンドで、健全だな。
映画の最後に出演者全員で歌って踊るっていうのがインドなんだろうな。
それにしてもインドって、人口も多くてすごく活気がある感じ。
生きることが本当に生々しい。
スラムドッグの命の値段は安いかもしれないけど、
必死で生きてる。こんな奴らが何億人いるんだ?
今の日本にこんな生命力はあるのだろうか。
映画の中で、「インドが世界の中心」と言っていたけど、
かつての日本もそんな時代があったじゃないか。
でも、もうインドには勝てないんじゃないかと思った。
その生命力、そして英語。
日本人は島国であることに今でも甘んじている。
もっとハングリーにならなければ。
日本人は食料自給率の低さに対して、
どれだけ食べ物を廃棄処分してるんだ?
劇場を出ると、次の上映を待つ人が2名。
週末なのに商店街を歩く人もひっそり。かつての中心街がこのありさまだ。
インド人の活気が、今の日本の郊外と旧市街地にオーバーラップする。
それが、世界の中の日本にも言えるような気がする。
元気出せ日本人!インド人もびっくりな未来を作ろう。