なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

日本文化

今日は日本文化に触れた日だ。
能楽堂が主催する『能楽講座』に参加した。
これで二回目になる。
前回は見学という感じだったが、今回は実際に体験した。
全員で能を舞うのは難しいので、謡いと鼓の練習である。
テンポといい抑揚といい、まるで異文化に降れているようで難しい。
歌詞にしても日本語のはずなのにさっぱり意味がわからない。
どれだけ日本文化から遠ざかっていたことか。
能は室町時代からあるという。
今日勉強した「高砂」は昔、結婚式で聞いたことがあるくらいだ。
子供の頃、両親が謡曲を習っていて、何とも念仏みたいなことをよくやるなと思ったものだ。
歳を経て今、やっぱりわからん。
文化とは常に接していないと理解できないものだ。
どれだけ日本文化を生活の中から排除してしまっているだろう。
お茶の代わりにコーヒー、いつも靴を履き、好きな食べ物はカレー。仕方ないけど。
日本人であることをもう少し自覚しなければと思った。
まあ、そう意識する習慣を持つだけでもよい。
国際化する現在、日本人としてネイティブな地の文化を再確認することは大事なのだ。