なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

時を越えて出会える旅

最近
昨年亡くなった父親の夢をみました。
一緒に過ごした思い出ではなくて
彼が過ごした青春時代の様子をなぜか見たのです。
戦時中
学生だった頃の彼は
スポーツなどでイキイキとしていました。
羨ましく感じました。
まさに生きていた。
ふと
その場所へ立ってみたくなりました。
実は歩いて少しのご近所なのです

当時の学校の門柱が残されていました。
(オヤジは毎日この門柱を見て登下校していたんだな)
不思議な気分です
過去の時間を共有したような
懐かしいような。
歴史人物を訪ねる旅みたい。
とても身近なんだけど
この地をあらためて訪ねることはありませでした。

なぜなら
オヤジの母校(経専)は私の母校(大学)でもあるのですが
私が通ったキャンパスは郊外に移転してしまっているのです。
我が家は
この大分とは、ご縁があるのです
オヤジの兄も同窓(高商)
私の弟も同窓(大学)という不思議な関係。
我々は
福岡の地から
何を学びにココへ来たのだろう。
ココで自分はまだまだ学び続けているような気がします。
夢の中で
若いオヤジが見せてくれた姿
戦争という
生命の不安の中にあるからこそ
イキイキと生きねばならないのだと
教えてくれている気がしました。
「人間、生きている限り、いかなる時も生を謳歌すべし」
想像の世界ですが
この近辺がタイムマシーンになったような気がしました。
近くの小径すら
彼らが歩いていた気がして
懐かしい。
お墓よりも
リアリティがありますね。
福岡に帰れば帰ったで
オヤジ、オジは高校の先輩
弟は後輩で
また違うタイムマシーンはありますが。
もしかしたら
この夢を見るために
僕は大分の地に引き寄せられたのかもしれません。