なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

待ちぼうけ

夜になっても

待ち人来らず。

今朝

明日の審議会にかける申請書類を夕方取りに来ると

電話があり

待てど暮らせど

かの人は現れず。

とうとう夜になる。

役人に騙された?

そもそも申請書類なのだから

持参するのが正しかったのかもしれない。

意志あれば行動あるのみだ。

待ちぼうけとは

虫のいい話

種もまかずに収穫を待つようなもの。

反省、反省。

人は易きに流れ

欲に溺れやすいものです。

役人さまに

期待してはなりませぬ。

 

『待ちぼうけ』

北原白秋作詞

1.
待ちぼうけ、待ちぼうけ
ある日せっせと、野良稼ぎ
そこに兔がとんで出て
ころりころげた 木の根っこ

2.
待ちぼうけ、待ちぼうけ
しめた。これから寝て待とうか
待てば獲物が驅けてくる
兔ぶつかれ、木のねっこ

3.
待ちぼうけ、待ちぼうけ
昨日鍬取り、畑仕事
今日は頬づゑ、日向ぼこ
うまい切り株、木のねっこ

4.
待ちぼうけ、待ちぼうけ
今日は今日はで待ちぼうけ
明日は明日はで森のそと
兔待ち待ち、木のねっこ

5.
待ちぼうけ、待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
いまは荒野(あれの)の箒草(はうきぐさ)
寒い北風木のねっこ