昼時だったので、待つかなと心配したけど何の事はない貸切状態でした。
土曜のお昼でこれでは湯布院も厳しくなってきたのかな。
個人的には有り難かったけど、少し心配です。
満腹になったので近くの旅館のバーで珈琲を飲むことに。
ここのロールケーキは湯布院では有名なのですが、
食後なので珈琲だけにしました。(息子は食べてたけど)
さすが旅館のバーだけあって、上質のサービスでもてなしてくれた。
そこは天井の高い古民家を移築したもので、暖炉を備え、
巨大なオーディオスピーカーからはクラッシックが流れる何とも落ち着いた雰囲気だった。
最初カウンター近くの席に案内されたのだが、暫くして窓際の席が空いたのでどうかと促された。
なるほど、何処が一番落ち着くかを知ってて、わざわざ配膳し直すようなことをするんだ。
ここは。
たかが珈琲を飲みに来た一見客に。
きっとこんなサービスをいつも提供してるんだ。
相手を選ばないおもてなしは気持ちがよい。
紅葉の季節とマッチして、とてものんびりした気分になれた。
いつまでもこの雰囲気に包まれたまま座っていたいと思った。
一期一会のサービスに感謝です。
さて、腹ごなしに温泉に入らねば。
由布岳を臨める大浴場へ。
そこは以前何度か行ったことがあり、雄大な景色を期待して入ったのだが。
以前のものではなかった。
女湯がそれらしい。
そうか、男性にサービスしても儲からないんだ。
温泉宿は女性を掴まえないといけないんだ。
合理的である。
でも、・・・・。
おもてなしって、差別があってはいけないんじゃないかな。
男であれ女であれ、一見であれ常連であれ。
お客を迎えるということは、一期一会。
上質なサービスって・・・・。
勉強になった。
もっといろんな上質なものを体感したいと思った。
いろんなものに真剣に向き合おう。
一期一会。
来年のテーマにしようかなと思いつつ湯布院を後にした。