2010年最後のイベントであるクリスマスが終わった。
クリスチャンでもない自分にもクリスマスは必ずやってきた。
やってくるというよりも、クリスマスになるのを何となくワクワクした気分で意識していたというか。
期待する訳ではないが、何か良いことがあるような年に一度の『大安』の日みたいに。
祝日や土日の休日というよりは、
お正月や七夕のような年に一度の奇跡が起こりそうな神がかりな日なのである。
つくづく日本人とは神様好き、ロマンチストな国民性なのであろう。
文化を受け入れるのに抵抗のない民族だ。
八百万の神の国、日本。
それぞれにご利益を見つけては大事にしてきた。
日本人って本当に『いい人』なんだな。
万物には必ず良い点があり、それを認めるということが大切なのだ。
一過性のこだわりで執着するのではなく、
全ての存在を一度認めた上で大切な一つを見つけ出せれば幸せなんじゃないかな。
次々と吟味して切り捨てていくというより、一つ一つ良さを認めて好きになっていくということなんだ。
自分は今までに何と多くのものを捨ててきたことか。
もうすぐ新年、お正月がやってくる。
毎日が元旦と思えれば楽しかろう。
今日も明日も年に一度の一日である。
毎日に意味がある。
日々新たにして万物を楽しもう。
毎日がクリスマスでもあり、お正月でもあるのだ。