なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

季節は巡る

台風も各地でいろんなメッセージを残して去って行った。
次の台風も発生している。
もう夏も過ぎ、秋が巡ってきているのでしょう。
月曜日の朝、出かける途中に虹を見た。
雨も降っていないのにうっすらと。

雨降らなければよいが。
養蜂の方は採蜜のシーズンを終え、これからは蜂の出荷の準備が始まる。
ハウスイチゴの交配のお手伝いをする蜂くんたちです。
我が養蜂場の本来の仕事はこのポリネーション(花粉交配)なのです。
今日は大分市内から久住の山の中まで6箇所の蜂場をチェックして回りました。
順調に増えているものもあれば、中にはいなくなっている箱もあります。
タイミングというか時期をみながらの小まめな作業が不可欠なのです。

巣箱の中も季節は巡り、働き蜂達も世代交代を繰り返すのです。
我々人間も同じだな。
じっとしていることなく次の世代へ向かって行く。
ただ厄介なのは、人間はそこに意味を持たせたがることだ。
自然界には辞書はない。
「生きる」ということだけだ。
本当に意味を問うならば、
人間は季節が巡る意味を深く考えるべきだと思う。
毎日に四季を手に入れ、今を貪り食う現代人は本当に大丈夫なのだろうか。
季節を待つ楽しみ、過ぎ行く季節を惜しむ心持ちを大切にしたいと思う今の季節であります。