なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

道の疎通、意思の疎通

何故こんなことになるのかな?

(「ミヤネ屋」より)
テレビで報道していた
ミカン園強制収用のための行政代執行
最近帰省の度に通る東九州自動車道
大分県側は宮崎県と開通したのに福岡県側が遅れていて
「用地買収はちゃんとできているのかな?」
途中で迂回しながら気になっていました。
こんなことか。
コミュニケーションの失敗なんだろうな。
代々続くミカン園を守りたかったのでしょう
(全部買収ではなく、一部を切り取られるらしい)
社会からの要請ではありますが
双方の心が通じなかった。
一方的に収用という結末が残念です。
道路を利用する市民は直ぐに忘れてしまうでしょうが
地主さんには一生心に残る
社会に役立つことなのに、誇りどころか傷として。
自分だったらどうするかな
ミカンを作るための土地だから
ミカンを買い取るというのはどうかな?
そして「東九州道開通ミカン」として売り出す。
当然、消費者が喜ぶ美味しいミカンに育てていただかなければなりませんが
その土地を活かすために農業を継続していただくのです。
農業と共存する道路
双方が継続できることが大切だと思います。
新しい道が繋がることで、今まで使われていた道が廃れることもあります。
プラス・マイナスいろんな経済効果をもたらす道の疎通ですが
その地域やその土地に生きる人々との心の疎通が先にあって欲しいものです。