今日NHKのテレビ番組で
3年前に引退されたアニメ映画監督の
宮崎駿さんの最近のドキュメンタリーをやっていた。
11月13日(日)[総合]後9:00
11月16日(水)[総合]前0:10(再)
【NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」】ホームページより
引退してノンビリされていた氏が
75歳にして短編のCG作品に初挑戦
なんか凄い人ですね。
一緒に映画を作ってきた仲間たちが亡くなっていく中で
「製作途中で自身が死んでしまうかも」
なんて氏は考えていたのかな?
他人に迷惑かけないための引退だったのかも。
今までやらなかったCGに初挑戦したのは
新しい可能性を見出せたからかな?
でも新しいCG技術を紹介される場面では
映像を見てかなり気分を害されていたようでした。
(コンピューターで人間の描けなかった映像を作るとか?)
氏はハッキリとダメ出しをする。
凄い!
自分に正直に
やるか、やらないか
やるならば妥協することなく徹底的にやるべきだと。
製作がスタートした作品でも
思い通りに映像ができないと製作自体をやめようとも考える。
変な作品を残したくないというよりも
自分に妥協を許さないんだ。
そんな氏がこの歳になって確信したのでしょう。
作品に挑戦すこと
やりかけで死んでしまっても
やらなかったことを後悔するよりもいい
そうですよね。
いくつになっても
やる意志と体力があるうちは終わってはいけないのだ。
引退とかハッピーリタイアなんて考えてはいけない。
70代後半を生きる方に勇気を頂きました。
死んだ時が終わる時
技術云々というよりも
生き方の問題です。