今日は一日中雨のようです。
自宅でヒキコモリでもよかったのですが
大分県立美術館で開催されている展示会へ。
GENKYO 横尾忠則 「原郷から幻境へ、そして現況は?」
会期最終日ということで、なんとか滑り込みました。
タイトルの『原郷』とは、
すべての人間の魂の故郷であり、現世での生を終えたのちに還っていくところであり、
さらには宇宙でもあるのだそうです。
難しい?
新旧合わせた作品展示は
なんとなく
「懐かしい」
印象でした。
当時の斬新なポスターなんかも
新たな作品を生み出していて
今となれば、「原郷」ということなのでしょうか。
著名人の似顔絵も沢山展示してあって
つい
見たことのある誰か(知人なわけない)を探している自分がいました。
自分自身の記憶も
「子どもの頃、よく漫画書いてたよな~」
なんて振り返っていました。
自分再発見。
それと、作品に猫の絵が必ず添えられてたけど
亡くなった愛猫タマへの思いなのかな?
「懐かしい」って
単に過去を振り返ることではなくて
今の自分自身を構成している
記憶や美意識、価値観なんかを
自分の中で再確認しているんでしょうね。
さて、
自分自身の「現況」はどうなっているのでしょう?
明日のことは分かりませんが
自分のやりたいことをやりたい時にやれれば
悔いはありませんね。
今日はこのあと
温泉に浸かってリラックスしまーす。