息子の高校の3年生が今日卒業する。
高校の卒業式は、とても早い時期に行われる。
受験の雰囲気覚めやらぬ今頃に。
受験結果は「学校には関係ありませんよ」と言わんばかり。
縁が切れる訳ではないが、何か慌ただしい気もする。
もう少し高校生活に余韻を残してあげたいような気も。
そして、2年生以下は黙々と受験勉強に励み、
部活生は練習に勤しむのである。
今年の野球部は念願の春の選抜。甲子園へ
相変わらず気合いが入っているようだ。
息子の部活はラグビー部。
全くマイナーなスポーツである。
15人という大人数で行うスポーツなのに部員不足。
今年は何人新人が入ってくるのだろうか。
昨日はラグビー日本選手権で三洋電機が2年連続の優勝を果たしたが、
どれだけの国民が関心を寄せたのだろうか。
東芝の出場辞退。
そんな事があると、ラグビーって「危険な上にどうも悪い人がやるみたい。」
と言われるのも仕方ないのではないか。
全国にいる多くの少年ラガーをはじめ、その保護者の皆様が
「ラグビーやってます」と胸を張って言えるような社会になって欲しいですね。
本来、ラグビーはgentlemanのスポーツなのですから。
昨日NHKのドラマで「白洲次郎〜カントリージェントルマンへの道」
と言うのをやっていましたが、
現代の日本に、彼のようなgentleman(いや侍)が育つ環境を残してあげたいものだ。
これこそが、私の「なすべき事」なのかもしれない。
スポーツは人を育て、人に生きる力を与えてくれるものだ。
さて、勉強嫌いな息子はどんなgentlemanになりたいのだろうか。