なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

ONE FOR ALL. ALL FOR ONE.ということ

29日の土曜日
農商工連携人材育成塾の最後の講義と修了式でした。
懇親会も盛り上がり、いろんな方の元気を頂きました。
これから自分は何ができるのだろうか?
少なくとも、出会って価値観を共有できた皆さんのお役に立つことができたら。
そう感じました。
ONE FOR ALL.

この日は応援している高校ラグビー部の花園予選の試合でしたが、残念ながら行けませんでした。
代わりにカミさんに行ってもらいました。
感動の瞬間に立ち会いたかったのです。
その試合は、悪性リンパ腫の闘病生活を乗り越えて復帰した高校三年生が出場する試合だったからです。
彼のことはラグビースクールで幼い頃から知っていました。
高校ラグビー部では貴重な経験者として大いに活躍していましたが、病気のために大好きなラグビーを離れた。
その奇跡の復帰戦だったのです。(三年生は引退し受験に備えているはずなのですが)
しかも引退している三年生全員が復帰し、彼とのプレーを実現させた。

<28日 夕刊より>

大分上野丘高校ラグビー部のウイング綾部敏士(さとし)君(3年)は半年間の闘病生活を経て、29日の全国高校ラグビー大会県予選に挑む。既に部を引退していた3年のチームメート8人も全員復帰し、一緒にプレーする。
 綾部君は5歳の時、大分ラグビースクール(ORS)で競技を始めた。明るく前向きな性格で、チームのムードメーカーに。高校1年の時にオール大分U―16に選ばれた。2年の夏合宿でさらに力を付け、「このままいけば国体の少年メンバー入りも狙えると思った」と同校の杉本圭監督(42)。
 しかし、2010年9月末に体調が一変。39度前後の高熱が続き、左膝が腫れた。診断結果は、まっしょう性T細胞リンパ腫。主治医(由布市)は「悪性リンパ腫の中でも治りにくいタイプの一つ」と話す。
 「再びラグビーができるなら、どんな治療でも」。仲間から届いた寄せ書きを心の支えに、抗がん剤放射線の治療を受け、副作用に耐えた。「つらいはずなのに、明るさを失わずに入院生活を送る息子の姿に、親が助けられた」と母典子さん(52)は振り返る。
 臍帯血(さいたいけつ)移植の効果もあり、11年4月から自宅療養になった。しかし、体重は8キロ減少。筋力も衰え、走ろうとすると足がもつれた。「自分の体じゃないみたいだった」と言う。簡単な体操から始め、徐々に本格的なトレーニングへと移行した。
 高校で練習を再開したのは9月末。同時に「敏士と一緒に高校ラグビーを締めくくりたい」と、6月の県大会で引退した3年部員の8人全員が部に復帰。“最後の大会”に向けて練習に汗を流している。
 試合(2回戦)は29日午後3時から由布市の湯布院スポーツセンターである。綾部君は「仲間や先生、家族みんなが支えてくれた。全力プレーで恩返しをしたい」と心待ちにしている。<大分合同新聞

そして29日試合は行われ、チームは勝利。
仲間は彼と一緒に奇跡の復帰を成し遂げたのであります。

大分合同新聞30日朝刊スポーツ欄>
おめでとう、諸君。
ALL FOR ONE.

損得での繋がりではなく、人は人のために存在するのだ。
ONE FOR ALL. ALL FOR ONE.
だよね。

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