経済が不況になると生活も厳しくなる。
生活が厳しくなると、本末転倒なことが起こる。
知恵のない会社は、勝手に戦争を始めるのだ。
「生き残りをかけて闘え」とか言ってる会社は
それこそ生き残れないと思う。
自分だけが生き残ろうとしてる奴を誰が信用するものか。
本来、会社や経済は自らの為に存在するものではない。
他人の為にあるから、他人がお金を払って
そのサービスや商品を買ってくれるのだ。
それを忘れて自分勝手に既存のものを押し付けようとするから
「生き残りをかけて闘う」ことになるんだ。
結局、安易な価格競争へ。
自分で自分の首を絞めてる。
いつも厳しい、厳しいといっている会社は
そのあり方を考えるべきだと思う。
お客様に信頼され、それに応えることこそが
世の中に必要とされる存在になれる方法だ。
お客様と本当に信頼関係ができているのか?
コンペや入札にかけられてる間は「闘う」しかないのだ。
比較できない存在になる事だ。
それは宗教に近いのかもしれない。
信じ頼るからこそ、疑う事もない。
そんなお客様を裏切る事は決してできない。
自分のことだけを考えてる会社は
お客様を裏切っていないだろうか。
我々は常に他人様の為に徳を積まなければならないのだ。
我々は、本当に世の中のためになっているのかと
自問自答しながら生きることを忘れてはならない。