なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

環境問題とソーシャルメディアのお話

大企業も市民の口にはかなわないんだ。
先日テレビを見てたら、
国際的大企業Nestle環境保護団体グリーンピースに負けたのだそうだ。
「ハブアブレイク」で有名なお菓子キットカットが椰子油(パームオイル)を原料に使っているのでオランウータンの住む熱帯雨林が破壊されているとグリーンピースソーシャルメディアを活用して止めさせたという話です。

Nestle, Kitkat, Orang-Utans - YouTube
ネスレも、こんなえげつない映像を流されて大変だったでしょう。
次々とキャンペーンをWEB上で展開してFACEBOOKなどのソーシャルメディアに火がついて、ついにはネスレ本社は森林破壊をして作られた原料を使用することをやめ、
持続可能な原料に切り替えることを発表したのであります。
ネスレソーシャルメディアへの対応が悪かったとの話もあります。
著作権侵害を理由にサイトからの削除を図ったり、市民感情を刺激したのでしょうか。
しかし、
Have a Break? - YouTube
こんなのを次々とやられるのも辛いな。
利益目的でないところは強い!
そしてソーシャルメディアを持つことによって強くなった市民の存在を
企業は忘れてはいけないのだ。
市民は消費者であると同時に創造者にもなれるのである。
さらには、誤れば破壊者にもなりうるのだ。
地の情報が束になり、メディアになることの恐ろしさよ。