年末が近づくといろいろ振り返ってみる。
今年は兎に角、やってみたいと思った事はすべてやってみた。
そして失ったものは何だろう。
春には手術して内臓(胆嚢)を一個失った。
おかげで健康の事に関心を持つようになりました。
食べ物、特に野菜に興味を持つようになって農業研修までやっている。
そして亡くなった
「スティーブ・ジョブズ」
今彼の伝記を読んでいます。
彼にはパーソナルコンピューターというものを教えてもらった。
そしてネットワークする事、インターネットの可能性まで。
初めて手に入れたパソコンがMacで、iMac、iBook、iPod、PowerBook、iPad、Macserverと僕は彼をいつも追いかけていた。
いったい次は何を出すつもりなんだい?
これからは自分がやるんだな。
新しいコミュニケーションのあり方にチャレンジしてみよう!
ありがとうスティーブ・ジョブズ。
そしてもう一人、
大切な人を失くしてる。
Mさんだ。
今日が亡くなってちょうど二ヶ月目。
ご仏前に挨拶に行った。
いろんなお世話になったけど、今度はMさんの車を引き継ぐことにもなった。
奥様は元気そうで何より。
明日から東京の友人を訪ねて気晴らしに行ってくるのだという。
(大分にちゃんと帰ってきてくださいよ。クリスマスには皆でパーティの予定なんですから)
預かったプリウスに乗って帰ろうとすると不意に車が入ってきた。
クルマ屋さんだった。
彼にはMさんの死を知らされていなかった。
退院されたかと年末の挨拶に来たのだった。
まして担当している車が既に私のものになっているなんて知る由も無い。
ビックリしてた。
彼はプリウスの使い方や、気づきもしなかったスペアキーの在り処を教えてくれた。
実に抜群のタイミングだった。
どうも彼はMさんに差し向けられたような気がする。
ありがとう、Mさん。
ず〜っと一緒にいてくれるんですね。
そんなことか。
無くなったものなんて何もないんだ。
健康が気になったり、新しいコミュニケーションのあり方を想像できたり、永遠の存在を教えてくれた。
新しい何かを手に入れていることに気がついた年末でありました。