なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

家内制6次産業

先日29日、6次産業化プランナー等人材育成研修会の実地研修に行って参りました。

大葉の農園です。
加工してパスタソースやソーメンにしています。
それにしても立派な施設。
温度や照度の調節は自動で、ハウス1棟で諸々入れると1億円だそうです。
大変な農業工場であります。
温泉を自前で掘って燃料費の節約に。(掘る時は賭けだったそうですが)
そして何と熱帯植物園になっているハウスまであります。

こんなバナナも穫れます。

家族経営とはいえ、100人からのパートさんを雇っている西日本有数の大葉農家です。
農地を持たないところから始めて、ここまでに至る。
成功者です。
それでも6次産業化を目指すのは?
加工部門担当の息子さんが言っていました。
「ずっと百姓を続けるため」だと。
スケールが大きくなればなるほど市場に頼らざるを得なくなる。
マスの中にあっては価格こそが価値、1次産品として市場に全てを委ねてしまうことに危険を感じたのでしょうか。
自分で価格を付け、直接顧客を持つことができる6次産業化を考えているのでしょう。
でも、こんな大手は一握りなんだな。
今の時代、
日本の農業の大半が零細であり、海外からの輸入に恐怖を感じつつ、市場に振り回されている。
もはやユニークでオリジナル、他者に真似のできないものを作るしかないのではないでしょうか。
ということで、翌30日は豊後高田のアグリチャレンジスクールへ。

「家内制6次産業化」の実習です。
早い話が料理実習であります。

「柚子大根」「あっさり白菜漬け」「野菜スープ」、セットタマネギを使った「サラダ」、その葉を使った「卵とじ」など、各班に分かれて料理しました。
我が班は、オッサンばかりのセットタマネギ班。

とても器用に包丁を使う人がいて、とても羨ましかったです。
皆さんの奮闘でまずまずの出来上がりでした。
サラダと卵とじ。

おいしい昼ご飯となりました。
ほとんど野菜中心のヘルシーメニューです。

やっぱ新鮮なものは美味しいですね。
ごちそうさまでした。
圃場レストランできるかも。
やっぱり基本は「家内制6次産業」ですかね。
収穫したセットタマネギを使って、うちでも作ってみよーっと。
とチャレンジしてみたら、
先日Uさんからいただいた久住の卵が、

全部ふたごです。
卵の分量多すぎ。
さあどうする?