早くも2012年も12分の1が終了し、新しい月に突入です。
昨年4月からスタートした豊後高田のアグリチャレンジスクールもいよいよ最終講義となりました。
今回は「ブルーベリー栽培」と「春野菜について」
ブルーベリーは酸性土を好みph4.5〜5.5が良いようで、植え受けには十分に濡らしたピートモスで根部を包むようにするそうです。それと、植え付けから3年目までは樹を育てる時期で、冬の時期に毎年花芽を切除するのだそうです。
(なるほど、全く何もしてあげていない我が家ののブルーベリーはヒョロヒョロなのだ。ゴメン)
そして春野菜。
今の時期は年間計画を立てて、春野菜の苗を育てるのだ。
(何を植えようかな。やることいっぱいで思考停止に陥りそうです)
午後からは実習だったのですが、大分に戻って農商工連携のフォーラム参加のためサボってしまいました。
スミマセン。
いよいよ29日の修了式を待つまでとなりました。
それにしても、皆さん最後まで熱心で感服します。
さて、とんぼ返りで大分へ。
「農商工連携ビジネスフォーラム」です。
大盛会です。
今、農業を取巻くビジネス環境はトレンドなのかもしれませんね。
いや、
トレンドなんかじゃなくて日本社会が農業と共にあることを再認識することだと思いました。
それは「農で儲ける」発想ではなく、「全てを活かす」発想、
皆が幸せになることが大事なんだと。
最近自分の意識も変わってきているようです。
「しあわせ」について考えたことはありましたが、それが農と結びつく発想はありませんでした。
国内外を問わず、3次産業ばかり追いかけいても1次産業がなければ人間は生きていけません。
やはり、生きることは幸せにつながると思うのです。
「ぶった農産」の佛田さんの基調講演は勉強になりました。
(勉強されているし、実践されている)
「農商工連携→分野連携」近接分野でのクロスオーバー
「六次産業化→多角化連携」新しい分野への進出連携
そして、食農連携。面白いと思います。
日本食農連携機構
いろんな連携がありますが、
農商工連携とか六次産業化といった一括りの言葉に振り回されることなく、多様な切り口で連携していく社会に変わらなければいけないような気がします。
先日新しい連携推進の組織が立ち上がりましたが、時代を捉えた柔軟な発想でフレキシブルに活動してほしいものですね。
農業は自然環境の中で人間が生命を維持するための技術です。
人間が生き続けるためにはその技術を次世代へと引き継いでいかなければいけません。
使い捨てではない、持続的に繋いでいくもの。
それは生命〜子孫を育てること。
幸せを育てることだと思います。
佛田さんが紹介していた会社のプロモーションビデオがYouTubeであるのでリンクしておきます。
(少し長いんですが、奇麗です)
農業で幸せをつくる会社
今回、ブログ長すぎですよね。
スミマセン。
(参考)
「6次産業化」とは、農産物の生産(1次産業)だけでなく、食品加
工(2次産業)、流通・販売等(3次産業)にも農業者が主体的、総合
的に関わることで、第2次および第3次産業者が創出していた付加価値
を農業者が得ようとする取り組みを指す。1次、2次、3次産業が有機的
に連携、融合するという意味で3者を掛け合わせて6次(1次×2次×3
次=6次)とする造語である。
「農商工連携」とは、農林水産業者と商工業者がそれぞれの有する
経営資源を持ち寄り、新商品・新サービスの開発等に取り組むことで
ある。農林水産業者や商工業者の収益拡大、消費者の便益向上、さら
には地域経済の活性化や食料自給力の向上を目指すものであり、政府
もその推進を補助金等で支援している。
6次産業化が「農業生産者」の事業領域の拡大や所得拡大など農業を基
点とした視点で用いられることが多いのに対し、農商工連携は地域内
の農業者や中小の商工業者が連携し合うことで新産業を創出するなど、
「地域における異業種連携」に主眼を置いた文脈で用いられる傾向が
ある。