なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

温泉のチカラと菌のチカラ

本日決行
「化学農薬化学肥料非使用自家米の糀による地獄蒸し黒大豆を使った味噌づくり」
(なんか物々しくなってしまいますが、こだわりの味噌作り体験です)

場所は別府鉄輪の「冨士屋ギャラリー 一也百(はなやもも)」
明治の旅館を残した風情のある素敵なギャラリー
(味噌作りなんて申し訳ない)
持ち込んだのは

こだわり栽培米で作ったマイ糀
県産の大豆と、黒大豆(クロダマル)

まずは
地獄蒸し

ギャラリーに備え付けの地獄釜を拝借
(昨年は大釜で煮たので火の番、燃料費が大変でした)
蒸すことで美味しいエキスを逃すコトなく
温泉の蒸気に含まれるいろんなエキスが追加されます。
煮るのと違って水分が少ないので、
塩分濃度を低く抑えることもできるのです。
(水分少ないと腐りにくい)
今回は塩分濃度8%でやります。
凄いぞ ! 美味しいエキスが凝縮された減塩健康味噌なのだ。

蒸しあがった黒大豆をミンチにします。
お子ちゃまだってガンガンできちゃいます。
(皆でおだてて・・・)

一方お塩とマイ糀を混ぜ混ぜして
(今回は贅沢に大豆1に対して糀1.5の割合で)

それを皆でコネコネします。
これが一番大変なのであります。
(味噌作りは体力勝負であります)

ハンバーグの要領で空気を抜くようにして袋詰めします。
空気が入らないように。
ジャジャジャーン

白と黒の味噌の完成!

これから3ヶ月ほど待つことになります。
出来栄えはいかがでしょう!
成功すれば
ここでしか出来ない
地獄蒸し黒大豆みそ
ブランド化できるよな。
そして今回のチャレンジがもうひとつあるのです。

彼は味噌作りから離れて黙々と作業しております。
何故なら
菌に侵されているからです。
納豆患者と呼ばれて
地獄蒸し納豆」作っております。
納豆菌は非常に繁殖力が強いので
味噌の場所で納豆作ると
糀菌が負けて、味噌が納豆になってしまうというのです。

我が家ではストーブの前で出来上がるのを待っています。
ちゃんとできるかな?
納豆も味噌も
作った瞬間に出来はわからないけど
ワクワク
先に楽しみを与えてくれます。
菌の力と温泉の力の掛け合わせ
さてどうでしょう?
まさか
納豆菌の勝利とならないことを願います。