なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

今日のお勉強

今日は火曜日なのでお勉強の日です。
本日のテーマは「地場ビジネス」
地域に根付いたものが地域ブランドへ。
ということで「道の駅」産業や「ご当地グルメ」産業、「美容・健康(食品)」産業、
「大学ブランド」産業、「ツーリズム(スローライフ)」産業、「テーマパーク」商店街
など最近地場産業として成長しているものを学びました。
地場産業とは、あくまでも地域をマーケットに展開するものなんですね。
インターネットで世界市場へ!
なんて考えてはいけないのです。
あくまでもニッチ。
市場を外へ広げるのではなく、内を掘り下げることがポイントだということです。
地元に愛されることですね。
ケーススタディでは、「吉野鶏めし
1988年にスタートした吉野地区の「鶏めし保存会」が今や東京や大阪、福岡などでも販売するほど人気となり、なんと4億6000万円の売り上げを計上する企業へと成長したのです。
企業になるとこれからが大変なのでしょうが、マイナーな地場料理がよくぞここまで成長したものです。
その成功の要因はなんだったのだろうか。
私見ですが、
まず美味いこと。
素朴な味、おかず要らずで冷めても美味しく、毎日でも食べられる。
そして商品を「吉野鶏めし」一本に絞ったのが口コミで伝わりやすかったのだと思います。
主婦の楽しみから始まったので利益追求の為の無理な設備投資をすることなく地道に活動し続けられた。
大分市という自治体の協力もあった。
きっと関わった多くの人がバックアップしてくれたのだと思う。
営利目的ではなく、地域の味を残そうという志こそが地場で育てられる要因となったのではないでしょうか。
「吉野鶏めし」は大分の愛すべき料理となったのです。
愛される存在となるには、やはり「志」が大切なんじゃないかな。