今日、エメラルドさんからお便りをいただきました。
「やんちゃくれ農業」を実践されているとても元気な方です。
いつもブログを見ては感心させられていましたが、
お便りをいただくとは思ってもいず嬉しかったです。
今後ともよろしく。
それにしてもソーシャルネットワーキングサービスとはどこまで拡がって行くのでしょうか。
去年から始めたfacebookですが、最近になってお友達の承認依頼がチラホラと。
中にはお友達登録が目的なのか、せっせと集めている人も見かけられる。
顔の見えるコミュニケーションとはいえ、登録すればそれですっかり安心してしまいそうで危険だ。
繋がっているというだけで、信の友人と錯覚してしまう。
知り合いが増えることはよいことですが、それが公開状態になるということは陳腐化を意味する。
と、これからは目に見えない交友関係こそが本当の価値になっていくのか。
「秘密倶楽部」?
何か危険な雰囲気。
情報を沢山集め、囲い込むことが価値であった量の時代(知の集積)から、
信頼しうるコミュニティを継続して行くことが価値となる質の時代(信の集約)へ。
揺るぎない絶対的な真実こそが価値なんだ。
心が疲れている現代。そそこには宗教的なものが介入してきそうだ。
昨今のスピリチュアルやヒーリングのようなものはそんなとこにあるのかもしれない。
皆、不安なのである。
騙されたり、損しないかと不安、いつ死ぬかと不安、幸せ過ぎて不安。
結局、自分がないのである。
何か与えられた物差しで幸せを測ろうとしてる。
それを確かめるために他人と繋がっとくのだ。
常々価値観とは「自己満足」であると思っている。
もともと自分は二人といないのだから
同じ価値観で一括りにするマーケティングなどというものに躍らされる必要もないのだ。
それは「共感」という個人の感情に従うまでのことなのだ。
自分と正直に向き合って生きていくことが生きることだと思うのです。
価格とかステイタスに興味が持てない。
命あるだけで幸せです。
それ以上を求めると、他人の不幸を悦ぶような人間になりそうで怖い。
欲から出た価値は何処かに偽りを産んでしまいそうな気がする。
だから思いがけない心のお便りは有難いのであります。