なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

大人の火遊び

12,13の土日は泊まり込みで「大人の火遊び」に行って参りました。
危なそうなタイトルですが、タイトルそのまま
「炭焼き」であります。
炭焼きの出前授業を通して「子どもらに夢の火種を残し、地球を救う」の合い言葉のもとに、日本の農林学会の重鎮が集って新しく発足させた塾の火入れの会に立ち会うこととなりました。
なぜか大分で。
塾頭は、炭焼きのカリスマ「杉浦銀治」先生。御歳86歳。

年齢を感じさせないお元気さには頭が下がります。
初めて使用する組み立て式の炭窯を組み立て、中にクヌギの木材をギッシリと詰め込みます。
そして点火
いよいよ燃え上がり

後は火の番をするばかりであります。
この会の凄い所は、この地域に植物を植えて森を作る計画も持っていることです。
現状の植生を調査するために空撮用のラジコンヘリコプターまで準備していました。

いったいこの人たちはこのエリアで何を始めるのでしょうか・・・・。
炭焼きの方は窯を閉じて焼け上がるのを待つ間やることは一つ。
「酒盛り」であります。

現役の市長さんも挨拶に来られました。
お話を聞くと皆さんは大学教授でも「名誉」がつくような大人の方ばかりであります。
経験できないような会話が弾みます。
東大名誉教授の方が言われました。
「出会いは大切にするもんだ。でも友達は選びなさいよ」と。
そうですよね、友達って公開するものではなくて、当事者同士が意識するものなんですよね。
この出会いは大切にしなければと思いました。
そして、炭焼き(酒盛り)は延々と続き、どれだけの酒瓶が空けられたことでしょう。
記憶を取り戻した時には私は床についていました。
皆さんがワイワイ部屋に戻ってきたのは午前3時半。
タフな大人達です。
(自分は、まだまだお子様だな)
再び寝入ってしまいました。


そして朝、目覚めは最高!!
朝食もばっちり。

なんと卵は双子です。
お天気もいいことありそうな快晴。
この時期にはおかしいような陽気です。
今日の予定は、炭が冷えるまでの間、
竹の伝統工芸師の方から竹工芸のレクチャーをしていただきました。

青竹から加工してかごを編むまでの行程をご教授いただきました。
(内心自分には無理だと思いました)
そして炭の収穫

(初めてにしてはこんなものでしょう)
次回はもう少し工夫していい感じに焼き上げましょう。
カゴに炭を盛りつけて完成!

お疲れさまでした。
かくして「大人の火遊び」は終了。
偉大な大人の人たちは大分の温泉に浸かってもう一泊して帰るそうです。
又お会いしましょう。

我々大分組には、あと1回分のクヌギの材木が残されました。
近々「子どもの火遊び」を計画中です。